
JR九州は、福岡県で緊急事態宣言が延長され、鉄道の利用の落ち込みがさらに続くことが予想されるとして、今月下旬にかけて、1日550人規模で社員を一時帰休させる方針を固めたことが分かりました。
関係者によりますと、JR九州が行う一時帰休の対象となるのは鉄道事業に関連する社員で、駅員や乗務員のほか、本社や支社などに勤務するおよそ8000人にのぼる見通しです。
期間は、2月6日から28日までの23日間で、1日あたりおよそ550人を日替わりで休ませる計画で、最終的な調整を進めています。
一時帰休させる社員に対しては基本給の全額を支払う方針です。
JR九州が社員の一時帰休を行うのは、最初の緊急事態宣言が出されたあとの去年5月に続いて2回目となります。
福岡県で緊急事態宣言が延長され、鉄道の利用の落ち込みがさらに続くことが予想されるとして、再び一時帰休に踏み切る形となりました。
JRグループではすでにJR西日本やJR東海も一時帰休を行っていて、鉄道事業への影響が広がっています。
