2021年4月9日、「ピラミッド型UFO」に関する映像がアメリカ海軍から流出しました。アメリカ国防総省は問題の映像が「未確認飛行物体について調査を行っていた海軍職員が撮影したもの」と認めています。
一連の写真・映像のリークを受け、アメリカ国防総省は「報じられている写真・映像は海軍関係者が撮影したものであると確認しました。『UAPTF』はUFOに関する事件を継続的な調査の対象としています。前にも述べた通り、作戦の安全性を維持し、なおかつ潜在的な敵に対する情報流出を避けるため、指定空域に何かしらの侵入が起きた場合でも、その調査結果を公にすることはありません」とコメント。問題の映像がCGなどで作成されたフェイクではなく、「海軍関係者が撮影したもの」と認めました。一方で、映像の中で捉えられた物体については明言を避けています。「UAPTF」とは、アメリカ国防総省が海軍を中心として組織した「Unidentified Aerial Phenomena Task Force(UAPタスクフォース)」という、「Unidentified Aerial Phenomenon(未確認航空現象、UAP。UFOとほぼ同義)」の調査を専門とする部隊を指します。国防総省は2008~2011年にUAPに関する調査に2200万ドル(約24億円)を投じていましたが、2019年にUAPTFを新設して調査を続けています。